川越 あすまや
 
 
きもの きもの・帯お誂え・男のきもの・季節に応じ、夏の浴衣、冬のウールアンサンブルきもの
オーダー 手古舞・若衆・旦那衆のお支度・こども用祭り衣装
町内・団体の半纏(はんてん)・揃いのきものなどのデザイン・オーダー
お仕立て直し 染め変え・しみ抜き・洗い張り・ガード加工
きものお仕立て直し・着物から羽織りへのリフォームなどもご相談下さい。
お祭りの支度 各町内の山車のモチーフや、揃いの着物との調和、コーディネートを考えることも祭り衣装をつくる際の大事な要素です。手古舞姿は若衆・旦那衆の衣装同様、片肌脱ぎの襦袢が大切なポイントになります。色の重ね方、刺繍、友禅などで華やかさを演出します。当店では一度きりではなく、長く着ることができるようなお仕立ての工夫もご一緒に提案いたします。全部新しいものをそろえる必要はありません。お手持ちのものをご利用頂けますので、ご相談ください。
 

●手古舞(てこまい)
「手古舞」とは江戸時代の祭礼の余興に出た舞のことです。もとは氏子の娘がこれに扮しましたが、後には芸妓が男髷(おとこまげ)を結い、右肌ぬぎでたっつけ袴に手甲・脚絆、足袋にわらじをつけた姿で祭礼に出るようになりました。背には花笠を掛け、鉄棒(かなぼう)を左手に、右には牡丹の花を描いた扇を持って、江戸では、あおぎながら「きやり」をうたって歩いたそうです。むかしは鳶職も「手古舞」(梃子前)として山車(だし)の先頭に立って「きやり」をうたいました。
川越祭りでは、各町内の山車行列の先頭を歩くため、手古舞姿は祭りの華と称されています。むかしは大店の令嬢や子供(男の子も)が扮し、出入りの職人が付き添って面倒をみたそうです。